2018/02/02 ニュース
バイオマス発電好調も部門受注高は2%増にとどまる 住友重機械

 住友重機械工業が1月31日に発表した平成30年3月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高5552億1200万円(前年同期比16.1%増)、営業利益478億5200万円(51.1%増)、経常利益471億8300万円(47.7%増)、当期利益204億9300万円(13.9%減)の最終減益となった。主要7部門中、同期の環境・プラント部門は受注高1027億円(2%増)、売上高は754億円(8%増)、営業利益は40億円となった。受注面では、エネルギープラント事業は蘭FWエナジーを連結子会社化したことで増加が見られた。また国内でバイオマス発電設備の受注が増加したが、大型の灰処理設備が減少したため前年同期比で減少した。売上面では、エネルギープラント事業でFWエナジーを子会社化し国内案件の減少をカバーした形で増加した。通期は全社で売上高7800億円(15.7%増)、営業利益600億円(23.9%増)、経常利益590億円(22.2%増)、当期利益280億円(16.7%減)と引き続き最終減益の見込み。