2018/02/02 ニュース
発電設備の安定稼働が貢献し増収増益確保 タケエイ

 タケエイが1月31日に発表した平成30年3月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高226億31001万円(前年同期比15.3%増)、営業利益18億1300万円(27.4%増)、経常利益17億3400万円(31.2%増)、当期利益10億1200万円(61.5%増)の増収増益となった。主要3事業中、再生可能エネルギー事業の2発電所はどちらも安定的に稼働した。津軽バイオマスエナジーの木質バイオマス発電設備は燃料の含水率調整などに留意し、効率的な発電所稼働に努めた。昨年10月には法定点検と定期修繕を予定より短期間で実施し、これらの効果で、売上高は横ばいながら営業利益は増益となった。花巻バイオマスエナジーでも、11月に定期修繕を実施し、計画以上に業績に寄与しているという。通期は全社で売上高310億円(10.8%増)、営業利益27億円(12.5%増)、経常利益25億5000万円(12.1%増)、当期利益15億2000万円(22.1%増)と引き続き増収増益を見通す。