四国電力は1月29日、運転停止中の阿南発電所4号機（徳島県阿南市、定格出力45万kW）で燃料油配管からの漏油を発見したと発表した。漏油が発見されたのは27日で、同社社員がバルブを操作して漏油を停止した。同社が点検すると配管に小さな穴が空いており、約900lの燃料が漏洩していたが発電所構外への流出はなかったという。同社の見通しでは、この修理に1週間程度かかる見込みで、その間4号機を停止して修理する。この停止で電力供給に支障はないという。阿南発電所4号機は昭和51年12月に稼働している。