2018/02/02 ニュース
東芝プラント、増収確保も太陽光の受注が減少

 東芝プラントシステムが1月31日に発表した平成30年3月期第3四半期連結決算によると、同期の業績は売上高1519億3600万円(前年同期比11.8%増)、営業利益106億6800万円(6.4%増)、経常利益110億6500万円(4.6%減)、当期利益75億5500万円(6.4%減)の増収減益となった。同期の発電システム部門は、受注高1309億7700万円(36.4%増)、売上高980億2700万円(18%増)、経常利益70億900万円(0.7%減)で推移した。受注高・売上高で、国内外の火力発電設備などが増加したという。一方、社会・産業システム部門は受注高667億2900万円(5.5%減)、売上高539億800万円(2.1%増)、経常利益40億5600万円(10.7%減)となった。受注面で国内の一般産業向けなどは増加したが、太陽光発電設備などが減少したことなどが影響した。通期は全社で売上高2350億円(3.6%増)、営業利益198億円(12.6%増)、経常利益200億円(4.7%増)、当期利益135億円(5.5%増)と増収増益を見込んでいる。