2018/01/26 ニュース
東芝エネルギー、新旧エネ両面で事業を加速
 東芝エネルギーシステムズが事業活動を加速させている。まず重電分野では、米国の電力大手エンタジー・ルイジアナから蒸気タービン(出力450MW)と発電機を受注した。ルイジアナ州に建設されるレイクチャールズ火力発電所向けのもので、同社は11月までに蒸気タービンを製作し、客先に引き渡す。同社は、エンタジーのナインマイルポイント発電所6号機(ルイジアナ州)向けに蒸気タービンを納入した実績があり、その実績が評価されて今回の受注に結び付いた。レイクチャールズ火力発電所向けでは、同社のほか三菱日立パワーシステムズがガスタービン「M501GAC」を受注している。
 
 一方新エネルギー分野では、セブン-イレブン千代田二番町店向けに納入した純水素燃料電池システム「H2Rex」(容量700kW)がこのほど稼働した。納入したシステムは、岩谷産業から供給される水素ボンベの水素で発電する。発電する電力は店舗の自家消費分などにもいられるという。