2017/12/27 ニュース
中部電力、渥美火力発電所1号機など3系列を廃止

 中部電力は12月26日、渥美火力発電所1号機(愛知県田原市、出力50万kW)と四日市火力発電所1号機、2号機(三重県四日市市、両方とも22万kW)を廃止したと発表した。代替設備となるバイオマス発電設備を着工するためで、新設備は四日市火力発電所の構内に建設する。出力は4万9000kW、年間発電量は約3.8億kWhで、燃料には木質ペレット、パーム椰子殻を年間約22万t使用する。2018年5月に着工し、稼働は2020年4月を予定している。同社では、新設備の稼働で年間約16万tのCO2排出削減効果も見込んでいる。