2017/12/13 ニュース
東電FP、横浜火力7~8号系列の全高効率化を完了

 東京電力フュエル&パワー(東京都千代田区、東電FP)は12月12日、横浜火力発電所8号系列(出力35万kW×4軸)で、8号系列第2軸の更新工事を完了したと発表した。工事ではガスタービンなどを更新し、発電効率を従来の54.1%から55.8%に引き上げた。出力も35万kWから37.7万kWに増加し、これで7~8号系列全軸の高効率化が完了した。全8軸で燃料(LNG)費を年間約80億円、CO2排出量を年間で約24万t削減できるという。更新工事は2015年7月から進められており 蒸気タービンの据え付け工法を見直すなどで、2015年7月の初軸更新時から25日前倒しで更新を完了した。