東京電力ホールディングスは12月8日、米オハイオ州で蓄電池プロジェクトを実施している事業主体、Battery Utility of Ohio, LLCの株式50%を取得したと発表した。このプロジェクトは、Renewable Energy Systems Americas(RESアメリカ、コロラド州)が、蓄電池(中国BYD製、最大出力4MW、容量2MWh)を活用し、PJM管内の電力系統運用者向けに電力の需給調整、周波数調整等に用いる電力を提供しているもの。今回の出資で、同社は海外での蓄電池を活用した調整力提供事業に、我が国の電力会社として初めて参画する。同社は、同事業で東京電力パワーグリッドと協働し、調整力市場での電力調達や事業のノウハウを獲得・蓄積して国内での展開などに備える。
2017/12/11 ニュース
東電HD、米国で電力調整力サービス事業に出資参画
2017/12/11
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