2017/12/11 ニュース
千葉銀行、市原市のバイオマス発電事業に約178億円を協調融資

 千葉銀行は12月8日、市原バイオマス発電(千葉市)向けに総額約178億円のプロジェクト・ファイナンスの組成したと発表した。日本政策投資銀行(政投銀)と共同で組成したもので、政投銀がリードアレンジャー、千葉銀行がコ・アレンジャーを務める。市原バイオマス発電は、市原市内に出力49.9MWのバイオマス発電設備を来年5月に着工し、2020年10月に稼働させる計画を進めていて、今回のプロジェクト・ファイナンスは設備資金などに充当される。市原バイオマス発電は伊藤忠商事、大阪ガス、三井造船が出資して設立された発電事業会社。 組成に参加する銀行団は第四銀行、中国銀行、伊予銀行など5行という。この5行は同行がIT技術などを調査・研究するために発足した枠組み「TSUBASA金融システム高度化アライアンス」で連携している。