太陽ホールディングス（埼玉県嵐山町）は12月7日、子会社の太陽グリーンエナジー（同）が水上太陽光発電設備「嵐山大沼水上太陽光発電所」を竣工したと発表した。新設備は出力約318kW、年間発電量約33万3000kWhで、約8600万円を投じて竣工した。同町の嵐山花見台工業団地にある調整池に設置され、発電する電力は隣接する太陽インキ製造埼玉工場で全量を消費する。この調整池で、同社が運営する発電設備はこれが2基目で、設置に当たり環境省の「平成29年度再生可能エネルギー電気・熱自立的普及促進事業」の補助金を受ける。