NTTスマイルエナジー（大阪市）は12月6日、同日から学校に太陽光発電設備を無償で設置するプロジェクトを始めると発表した。柴田工業（名古屋市)と、自治体の学校施設向けに始める。このプロジェクトは、国内での再生可能エネルギー普及と地域防災力の強化を目的に行われ、第Ⅰ期として2018年3月末までに要望のあった自治体に説明や事業面の検討などを行う。同社は発電設備の運営と資金調達などを請け負い、柴田工業は設備の設計施工と運用・保守などを担当する。設置費用など自治体の資金負担はなく、屋根貸しなどの賃貸料収入が見込める。自治体の同社はこのプロジェクトで、同社の太陽光発電設備モニタリングシステム「エコめがね」のサービス充実化や、低圧太陽光発電市場での維持管理サービスの普及拡大などにつなげたい考え。