2017/12/04 ニュース
東芝グループ、マレーシアで石炭火力用発電機を配置

 東芝は11月30日、マレーシアで建設している超々臨界圧石炭火力発電設備「ジマイースト石炭火力発電所」(出力1000MW)の建設工事で、発電機1号機の配置作業を完了したと発表した。この工事は、三井物産や中国電力などが出資しているジマイーストパワーが、同国のネグリ・センビラン州に超々臨界圧石炭火力発電設備を建設するもの。同社はこの案件をIHIなど3社とともに受注し、1000MW蒸気タービン発電機2基と周辺機器一式を供給する。1号機は2019年6月、2号機は同年12月に稼働する予定で、同社は今後蒸気タービン、制御装置など主要機器の据え付けと試運転を実施していく。