東京ガスは11月29日、27日の時点で、家庭用燃料電池「エネファーム」の累計販売台数が9万台を達成したと発表した。同社は、9万台の販売実績は同社が初めて達成したとしている。エネファームは2009年5月同社が発売し、以後2012年度には約1万7200台、2015年度には約6万1400台と販売実績を伸ばしてきた。これと並行して、三菱地所レジデンスの戸建住宅シリーズ「ザ・パークハウス ステージ」の全戸で、エネファームの標準採用が決定した。この導入は、東京都内で同社がガスを供給している区域の物件が対象で、今年11月に実施設計に着手している「（仮称）横浜市戸塚区前田町プロジェクト」にもエネファームを全戸に導入する。