2017/11/29 ニュース
多摩川HD、発電設備の仕入れ減少などで業績予想を下方修正

 多摩川ホールディングスは11月28日、5月12日に公表した平成30年3月期連結決算の業績予測を修正した。修正後の予測値は、売上高37億2700万円(当初予測から12%減)、営業利益1億2600万円(37.4%減)、経常利益3200万円(69.3%減)、当期利益900万円(83.4%減)と、利益面で大幅に予測を引き下げた。下方修正の理由は、再エネシステム販売事業で仕入案件を獲得する市場競争が激化し、販売案件の仕入高が減少したことだという。このほかFIT制度の認証手続きが想定以上に遅れたこと、設備認定を取得する手続きが複雑化したことなどだとしている。この影響で、想定通りに太陽光発電設備や小型風力発電設備の仕入れ・販売が進まなかった。