出光興産は11月7日、秋田県小安地域で地熱発電の事業性調査のため掘削した井戸で仮噴気試験を実施したと発表した。この調査は2011年から行っており、同社と国際石油開発帝石、三井石油が共同で着手している。今回の試験は2016年度に掘削した「OYE-6号井」で行われ、井戸の蒸気量、地下温度、地熱流体の化学成分などを調べる。今後は、生産・還元試験に使用する試験井の掘削や生産・還元試験を行う第3段階の調査に移行するかどうかを今年度内に判断する。調査は石油天然ガス・金属鉱物資源機構の助成を受けて進められている。
2017/11/10 ニュース
出光・三井石油など、秋田県で地熱発電用に仮噴気試験を実施
2017/11/10
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