2017/11/10 ニュース
東邦ガスなど4社、松阪市でごみ焼却発電設備の電力を供給

 東邦ガスは11月8日、小売電気事業を行う松阪新電力(三重県松阪市)を設立したと発表した。松阪市、第三銀行(同)、三重信用金庫(同)と共同で設立したもので、ごみ焼却発電設備の松阪市クリーンセンター(同)で発電する電力を中心に販売する。電力は松阪市の公共施設などに供給し、松阪市が目指すエネルギーの地産地消の実現に貢献する。新会社の資本金は880万円で、出資比率は▽松阪市・51.1%、▽同社・39.8%、▽第三銀行・4.5%、▽三重信用金庫・4.5%--となっている。代表取締役には大津光浩・同社三重支社長が、取締役には永作友寛・松阪市副市長がそれぞれ就任した。電力は2018年3月頃から順次供給される予定という。