電源開発が10月31日に発表した平成30年3月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高4102億800万円(前年同期比18.3%増)、営業利益676億3000万円(56.8%増)、経常利益675億4500万円(84.7%増)、当期利益459億4700万円(69%増)の大幅増益となった。電気事業の燃料価格や火力発電所利用率などが上昇したため、売上高が増加した。費用面では、燃料費の増加などで営業費用が3425億円(12.9%増)と増加した。これに営業外費用を加えた四半期経常費用も3579億円(11.4%増)となった。電力の販売実績では、水力が出水率が前年同期を12%上回ったことなどで48億kWh(6.7%増)と増加した。火力も、発電設備の利用率が6%向上したため271億kWh (10.4%増)となり、電気事業全体では323億kWh(9.8%増) と1割弱の増加となった。一方で海外事業は72億kWh(9.3%減) と減少した。通期は売上高8280億円(11.2%増)、営業利益950億円(16.2%増)、経常利益810億円(20.6%増)、当期利益580億円(40%増)と増収増益の見通し。
2017/11/06 ニュース
発電設備の利用率向上などで当期利益69%増 電源開発
2017/11/06
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