2017/11/06 ニュース
山形銀行、遊佐町内のメガソーラー事業に38億円を協調融資

 山形銀行 (山形市)は11月1日、庄内自然エネルギー発電(東京都新宿区)が実施する大規模太陽光発電事業に協調融資を行うと発表した。この案件は、庄内自然エネルギー発電が山形県遊佐町で出力約18MWの大規模太陽光発電設備を建設、運営するもの。協調融資の組成金額は38億円で、10月31日に第1回の融資が実行された。同行が主幹事を務め、副幹事は庄内みどり農業協同組合、農林中央金庫が務める。同行が主幹事としてメガソーラー事業向けに協調融資を組成するのは、今回が初めてという。新設備が発電する電力は、生活クラブグループの電力小売り会社、生活クラブエナジーと東北電力に売電される。庄内自然エネルギー発電は、各生協などからなる生活クラブグループと、同グループの提携生産者である平田牧場などが出資して設立した発電事業会社。