2017/11/01 ニュース
エア・ウォーター、中国電力と発電事業会社を設立

 エア・ウォーターは10月30日、中国電力とバイオマス発電設備の建設、運転、売電を行う発電事業会社「エア・ウォーター&エネルギア・パワー小名浜」(福島県いわき市)を11月下旬に設立すると発表した。両社は同日に合弁契約書を締結し、設備工事の準備などに着手する。新会社の代表取締役社長には同社から谷口晋一氏が、副社長には中国電力から村田雅春氏が派遣され就任する。設立時資本は4億9000万円で、出資比率は同社が51%、中国電力が49%となっている。新設備は同社のグループ会社、日本海水の小名浜工場内(同)に建設され、発電端出力は7万5000kWとされる。燃料にはパーム椰子殻、木質ペレットを使用し、平成30年11月頃の着工と平成32年12月頃の稼働をそれぞれ予定している。