田淵電機は10月27日、平成30年3月期第2四半期連結決算の業績予測を発表した。それによると、同期の売上高137億円、営業損失21億円、経常損失21億円、当期損失43億円の赤字決算となる見通しだという。通期は売上高287億円、営業損失20億円、経常損失21億円、当期損失43億円と業績は低迷する見込み。上期は、太陽光発電用パワーコンディショナー(パワコン)が改正FIT法施行を受け、認証手続きで想定外の遅れが発生し、売上高が落ち込んだ。また、販売価格の下落で粗利益が減少し、約6億円の在庫評価減を実施する予定という。当期利益は、エネルギーソリューション事業で固定資産の減損22億円を計上する予定で当期損失となる。下期の売上高は、パワコンで遅れていた認証手続きの回復が見込まれること、海外での販売が進み始めたことなどから全社で146億円を見込む。
2017/10/30 ニュース
田淵電機、パワコンが足を引っ張り業績を下方修正
2017/10/30
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