2017/10/30 ニュース
三社電機、増収増益確保もパワコン販売は大幅減に

 三社電機製作所が10月27日に発表した平成30年3月期第2四半期連結決算によると、同期の業績は売上高117億5700万円(前年同期比43.4%増)、営業利益5億5500万円(前年同期は3億400万円の営業損失)、経常利益5億7500万円(3億3000万円の経常損失)、当期利益4億2200万円(2億6400万円の当期損失)と増収増益を確保した。このうち、電源機器事業は売上高が83億1300万円(51.2%増)、セグメント利益は3億1400万円(2億6700万円のセグメント損失)と、こちらも好調に推移した。しかし、近年同事業の売り上げを牽引してきた太陽光発電用パワーコンディショナー(パワコン)の売り上げが急速に減少、前年同期比で大幅な減収となった。通期は全社で売上高240億円(19.6%増)、営業利益12億円(438.6%増)、経常利益12億5000万円(473.8%増)、当期利益9億5000万円(652.3%増)と大幅な増益を見込む。