キッツ(千葉市)は10月25日、自社の長坂工場(山梨県北杜市)に水素ステーション「キッツ長坂工場 水素ステーション」を建設すると発表した。新設備は供給能力55N立法m/時、充填圧力70MPa(燃料電池車用)で、自社で使用する。 今回は、小型パッケージユニットを用いて施工し 100MPaクラスの水素ガスを封止できる自社製のボールバルブを全面的に採用する。このため、新設備は自社製ボールバルブのショーケース的な意味合いも持つ。施工はチヨダセキュリティーサービスが請け負い、2018年3月の稼働を目指す。並行して、燃料電池車と燃料電池フォークリフトを社用車として導入し、運用の実証も行う。これで今後のバルブ開発に役立てる技術を蓄積するほか、コンパクトで安価な小型パッケージユニットを市場へ提案することも視野に入れ実証を進める。
2017/10/26 ニュース
キッツ、自社工場に水素ステーションを建設
2017/10/26
2017/10/26
2017/10/26
2017/10/24
2017/10/24