農林水産省は10月3日、同省が内閣府、経済産業省、環境省などと推進しているバイオマス産業都市として今年度は11市町村を選定したと発表した。バイオマス産業都市は、原料の生産から利用まで一貫システムを構築し、バイオマス産業が柱の環境に配慮したまち・むらづくりを目指す地域。今回は5月17日~7月7日の期間に応募した地域の提案を、有識者で構成するバイオマス産業都市選定委員会が選定した推薦案を踏まえて決定した。選定された11市町村中、西目屋村と東広島市以外の自治体は発電や熱利用を提案に盛り込んでいる。今年度選定された11市町村は以下の通り。
▽北海道滝上町、▽北海道中標津町、▽北海道鶴居村、▽青森県西目屋村、▽山形県飯豊町、▽宮城県色麻町、▽栃木県大田原市、▽群馬県上野村、▽京都府京都市、▽広島県東広島市、▽山口県宇部市