東北電力は9月29日、岩手県、秋田県、山形県の公営水力発電所で発電した電力をブランド化し、この3県と協力して供給すると発表した。今後、3県と対象企業の募集準備などを進め、平成30年4月にサービスを開始する。ブランド名は県ごとに違っており、▽岩手県・「いわて復興パワー」(供給上限量5億5400万kWh)、▽秋田県・「あきたEネ!」(4億4400万kWh )、▽山形県・「やまがた希望創造パワー」(2億9800万kWh)--となっている。同社は、3県の運営する公営水力発電所から水力由来の電力を購入、3つのブランドの要件に該当する企業などに割安な価格で電力を供給する。割引率は、いわて復興パワーとあきたEネ!が一律5%。やまがた希望創造パワーは新規立地・経営拡大企業の場合6%、その他既存の中小企業などは4%という。供給する条件は、現時点で高圧電力の需要家で、同社との契約電力が50kW以上2000kW未満であること、などとなっている。その他の応募条件などは、3つのブランドで個別に設定される。
2017/10/02 ニュース
東北電力、山形県などの水力由来電力を地域ブランド化
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