2017/08/09 ニュース
NEC、米社と電力事業者向けソリューションを提供へ

 日本電気(NEC)は8月7日、米国企業と電力事業者向けにスマートエネルギーソリューションを開発したと発表した。米サクラメント電力公社(本社・カリフォルニア州、SMUD)、スペースタイム・インサイト(同)の2社と協業し、電力事業者向けにソリューションとして提供していく。3社は2015年から協業してきており、SMUDが培ったエネルギー事業経営のノウハウに、スペースタイムの分析・可視化アプリケーションを組み合わせ、同社のICT技術も盛り込みパッケージ化して提供する。最初は、日本国内の電力事業者向けに、運用の効率性を高める「設備管理高度化ソリューション」の提供から開始する。その後、電力小売事業者向けにも「エネルギー利用を効率化するソリューション」を提供する予定という。2019年度からは海外にも展開し、並行して長期的な視点でビジネス開発、技術開発を3社で継続して行っていく。