2017/05/24 ニュース
ヤンマーグループ、バイオディーゼル稼働のコージェネ設備を発売

 ヤンマーエネルギーシステム(大阪市)は5月23日、バイオディーゼル燃料で稼働するマイクロコージェネレーション「CP25BDZ-TC」の受注活動を7月1日に始めると発表した。希望小売価格は1500万円(税抜価格)。CP25BDZ-TCの仕様は出力(連系時) 25kW、発電効率35%、総合効率83%となっている。脂肪酸メチルエステルとストレートベジタブルオイルの2種類のバイオディーゼル燃料に対応しており、燃料生成の費用や手間を軽減した。また、必要な機能をパッケージ化しているため、現地での施工を簡素化できるほか、複数の同機種を連携して設置すれば高出力化も可能という。同社は、機器販売や施工のほか、遠隔監視システム「RESS」を用いる運転管理サービスも提供する。これで機器ごとの運転状況を把握し、運転時間や発電電力量などを監視する。