三井造船が4月28日に発表した平成29年3月期連結決算によると、同期の売上高は7314億6400万円(前年同期比9.2%減)、営業利益83億400万円(29.7%減)、経常利益148億5900万円(1.4%減)、当期利益121億9400万円(60.5%増)の最終増益となった。主要5事業中、エンジニアリング部門は風力発電設備工事を1件受注した。インドネシアでも石炭火力発電設備の土木工事を受注し、受注高は1498億9300万円(48.5%増)と伸長した。売上高は風力発電設備が1件完工したほか、ベトナム、インドネシア向けの発電土木工事が順調に進捗した。しかし、全般的に大型案件の進行基準工事で売上計上が減少したなどのため、1625億9800万円(5.1%減)となった。営業利益は連結子会社が建設しているプラント工事で採算が悪化し、173億3300万円の営業損失となった。今期はインフラ発電工事の進捗などで、全社で売上高7000億円(4.3%増)、営業利益160億円(92.7%増)、経常利益220億円(48%増)、当期利益70億円(42.6%減)と最終減益の見通し。
2017/05/02 ニュース
進行基準工事の売り上げ減少などで売上高9%減 三井造船
2017/05/02
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2017/04/28