2017/04/19 ニュース
シンワアート、マレーシアでバイオマス発電燃料の輸入事業に参入
 シンワアートオークションは4月17日、マレーシア・クアンタン地区でパームヤシ殻(PKS)を調達し、日本国内向けに輸入する事業に参入すると発表した。現地の孫会社SHINWA APEC MALAYSIA SDN.BHD.(セランゴール州)を拠点にパーム椰子殻を調達し、現地で取り引きするほか、国内向けの輸入販売も手掛ける。このため、SHINWA APECに同社の子会社エーペック(東京都中央区)が第三者割当増資を引き受ける形で約2500万円を出資する。これでエーペックがSHINWA APECを子会社化し、この金額の範囲内で事業を始める。第三者割当増資と子会社化は、今月中に完了するという。同社は新事業の開始で、平成30年5月期に約2億円の売上増を見込む。同社は今回の参入を、太陽光発電の事業環境に陰りが見え始めたためとしている。