2017/04/17 ニュース
ウエストHD、メガソーラーの進捗遅延で業績下方修正
 ウエストホールディングスは4月14日、昨年の10月14日に公表した平成29年8月期第2四半期累計期間の業績予想値を下方修正した。前回見込んでいた売上高187億7800万円を150億6800万円(前回予測値より19.8%減)、営業利益18億1700万円を8億3300万円(54.1%減)、経常利益16億1700万円を6億5500万円(59.4%減)、当期利益10億1900万円を4億2500万円(58.2%減)にそれぞれ引き下げた。下方修正の理由は、大規模太陽光発電設備の開発計画協議に予定以上の時間がかかっているためだという。他社の設備造成工事が原因で災害が各地で発生し、地方自治体が慎重になっていることが背景とされる。このため、同社の案件も影響を受け売上高、営業利益ともに減少となる見通し。一方、電力事業は当初の計画から新規受注が遅れ、予定した売り上げが未達になっている。加えて冬季は電力需要が増加し、電力を売買する日本卸電力取引所の価格が一時高騰したため営業利益が減少した。