日立造船は4月11日、有明広域行政事務組合から受注していた東部環境センター(熊本県玉東町)の基幹的設備補修工事が完工したと発表した。この工事では、小規模ごみ焼却施設用にパネルボイラ式排熱回収発電システムを初めて導入した。同時に導入された蒸気タービン発電機と相まって、208kWの発電出力が付加され、設備の電力使用量を約40%削減できた。また、処理能力が70t/日から98t/日に引き上げられ、排ガスからの熱回収率が約2倍に向上した。運転時間も1日あたり16時間運転から24時間運転に延長された一方、CO2排出量は計画値を20ポイント上回る約60%を達成した。今回の工事は2014年から着手されていた。
2017/04/12 ニュース
熊本県で小型炉向け排熱回収発電システムを初導入 日立造船
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