JFEエンジニアリングは4月7日、大船渡発電(岩手県大船渡市)から出力約75MWのバイオマス発電事業を受注したと発表した。新設備は大船渡市の太平洋セメント大船渡工場(同)内に建設される。同社と提携しているバルメット(本社フィンランド)製の循環流動層ボイラーを採用し、パームヤシ殻、パームヤシの房から実を取り出した後の空果房(EFB)、石炭を燃料に使用する。EFBは、ヤシ殻を上回る賦存量とされてきたが、取り扱いが難しく国内ではほとんど利用されてこなかった。新設備で使用することで、同社などの技術開発につなげ、未利用燃料や廃棄物系燃料の適用を拡大する。大船渡発電は、太平洋セメント(出資比率65%)とイーレックス(35%)が2016年8月に設立した発電事業会社。
2017/04/10 ニュース
JFEE、太平洋セメントの合弁から75MWのバイオマス発電設備を受注
2017/04/10
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