2017/04/03 ニュース
日立造船、初のポーランド向けごみ焼却発電設備を完工

 日立造船は3月29日、スイスの子会社Hitachi Zosen Inova AG(HZI)がポーランド・ポズナニ市で建設していたごみ焼却発電設備が完工したと発表した。同国のごみ焼却発電事業者SUEZ Zielona Energia Sp.z.o.o.から受注したもので、処理能力は約630t/日(315t/日×2炉)、発電出力は1万5000kW、熱供給能力は3万4000kWとされる。この案件は、ポズナニ市が設備の建設と運営をSUEZ Zielonaに委託し、HZIが2013年にSUEZ Zielonaから建設工事を請負っていた。これはHZIにとって初の同国向け納入実績となる。