2013/04/24 ニュース
秋田県、非常時の民間防災拠点に再生可能エネルギー導入補助

 

 秋田県は、防災拠点や避難場所となり得る民間施設の運営主体に、再生可能エネルギー利用施設の導入資金を補助する「平成25年度民間施設再生可能エネルギー等導入推進事業」の2次募集を行っている。募集は5月31日まで受け付ける。
 
 対象となる施設は、平常時は地域住民などが利用する施設で、災害時には地域の防災拠点となりうる病院、駅舎などの公共交通機関、私立学校など。太陽光、風力、小水力などの発電設備、蓄電池・燃料電池などを新規に導入する場合、経費の3分の1以内(1000円未満は切り捨て)で助成を行う。ただし個人の運営する施設は対象外となる。また、再生可能エネルギー設備は、施設で使用す全エネルギーが対象ではなく、非常時に必要最小限の機能を維持できる規模のもの。設備で発生する電力は自家消費に限られ、売電は認められない。