2017/02/17 ニュース
黒部川電力、糸魚川市に27.5MWの新水力設備

 北陸電力は2月15日、同社とデンカ(東京都中央区)の折半出資で設立した黒部川電力(東京都港区)が新しい水力発電設備「新姫川第六発電所」を整備すると発表した。新潟県糸魚川市の小滝・山之坊地内に、出力2万7500kW、年間発電量約8500万kWhの設備を設置する。黒部川電力は新設備を平成30年7月に着工し、平成34年4月に稼働させるという。今回の新設で、年間約5万t-CO2のCO2排出削減効果も期待されている。黒部川電力は、平成26年から設備を設置するための環境・土木調査を行ってきており、同日にその結果をまとめた環境影響評価準備書を経済産業省に届け出ている。