2017/02/17 ニュース
電源開発ほか、響灘洋上風力発電事業で優先交渉権獲得
 電源開発は2月15日、同社が参加しているコンソーシアム「ひびきウインドエナジー」が、北九州市から「響灘洋上風力発電施設の設置・運営事業者」の優先交渉者に選定されたと発表した。同事業は、5000kW型の風車44基からなる風力発電設備を若松区沖に建設し、発電する電力を九州電力に売電するもの。総事業費は約1750億円と見られ、新設備は平成34年に着工する。建設に際し、コンソーシアム構成企業の北拓が設備の維持管理拠点を、新日鉄住金エンジニアリングがジャケット式基礎を製作する拠点をそれぞれ近隣に設置する。同コンソーシアムの提案は、昨年8月から4回開催された同事業の評価・選定委員会で300点満点中257.1点を獲得。他の4グループを引き離し優先交渉権を得た。同コンソーシアムの構成企業は以下の通り。
 ▽九電みらいエナジー(代表企業)、▽電源開発、▽北拓、▽西部瓦斯、▽九電工