京セラは5月7日、リチウムイオン蓄電システム(TypeB)の「EGS-LM144B」、「EGS-LM72B」を発売する。受注・販売は京セラソーラーコーポレーションが行う。価格はEGS-LM144Bが445万円、EGS-LM72Bが240万円。蓄電池容量はEGS-LM144Bが14.4kWh、(7.2kWhシステムを増設対応)、EGS-LM72Bが7.2kWhとなっている。
新発売の2機種は、太陽光発電の電力を優先して使用することで、昼間の商用電力の購入を減らし節電効果が期待できる。余剰電力の売電中は、蓄電システムから電力が供給されず、売電価格は太陽光発電システムのみの場合と同じ38円/kWhが適用される。停電時には、冷蔵庫、テレビなど生活インフラを同時に最大24時間使用可能。運転モードは、昼間は太陽光で発電した電力を優先的に使用し、余剰電力を売電する「経済モード」、余剰電力を充電し、充電した蓄電池を夜間に使用する「グリーンモード」など4種類から選べる。