北海道庁は1月20日、インベナジー・ジャパン合同会社(東京都千代田区)が北海道伊達市などで計画中の「(仮称)大滝風力発電事業」で、環境影響評価方法書の縦覧手続きを始めたと発表した。同事業は伊達市、留寿都村、洞爺湖町などにまたがる地域に最大出力16万kWの風力発電設備を建設・運営するもの。環境影響評価方法書とその要約書は、1月20日~2月20日の期間中、北海道胆振総合振興局など道内の9か所で閲覧できる。同社のWEBページ(https://invenergyllc.com/public-filings/otaki)で電子閲覧も可能になっている。また、同社は2月7日~15日に喜茂別町農村環境改善センター(北海道喜茂別町)など6か所で、同事業の説明会も開催する。同事業は昨年2月19日付で環境大臣から経済産業大臣に環境大臣意見が提出されている。大臣意見では、▽事業実施想定区域の中央部で自然度の高い植生が存在する区域などを調査で明らかにすること、▽生態系への影響を適切に予測・評価すること、▽その結果から、重大な影響が避けられない場合には、対象事業実施区域から(想定区域の中央部を)除外すること、などを求めている。
2017/01/23 ニュース
インベナジー・ジャパン、大滝風力発電事業で縦覧手続き開始
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