パナソニックは12月27日、米テスラモーターズ(本社カリフォルニア州)と、太陽電池セルとモジュールを生産することに合意したと発表した。製造はニューヨーク州バッファローの工場で行われる。モジュールの生産は来夏に開始する予定で、2019年までに製造能力を1GWに引き上げる。同社は、同工場の投資を一部負担し、テスラは同社から生産された太陽電池を購入する。
製造するセルとモジュールは、ソーラーパネルの製造用に使用される。ソーラールーフの生産開始時は、テスラの生産する各種ソーラールーフ用ガラスタイルにも、このセルが使用される。今回の協働で、同工場などで今後数千人規模の雇用が見込まれるという。テスラはバッファローで製造業に500人以上と、計1400人以上の雇用を生むだろうと表明した。また両社は、カリフォルニア州フリーモントのソーラーシティの施設で、次世代太陽電池技術を共同開発する。