多摩川ホールディングスが11月11日に発表した平成29年3月期第2四半期連結決算によると、同期は売上高18億1300万円(前年同期比63.7%増)、営業利益300万円(前年同期は1億6000万円の営業損失)、経常損失4200万円(1億9000万円の経常損失)、当期損失300万円(2億4900万円の当期損失)と、前年同期同様最終赤字となった。
同期は、再エネシステム販売事業が増収増益を確保した。本格的な販売案件は下期に集中する傾向があるものの、販売活動に注力し、売上高は7億7800万円(2756.7%増)、セグメント利益は8100万円(1億900万円のセグメント損失)となった。反面、受注高は7億7800万円(41.6%減)と大きく減少した。太陽光発電所事業は下関市など3か所の大規模太陽光発電設備から売電収入が得られるようになったが、売上高は1億3100万円(2.8%減)、セグメント利益は5400万円(7.4%増)と減収を記録した。今後は地熱発電設備を早期に稼動するため、諸手続きを進める。通期は全社で売上高66億3300万円(8.6%減)、営業利益3億5400万円(26.8%増)、経常利益2億6000万円(23.3%増)、当期利益1億9200万円(16.4%増)と減収増益の見通し。