2016/11/11 ニュース
タクマ、国内外の受注好調で海外受注は294.6%増に

 タクマが11月9日に発表した平成29年3月期第2四半期連結決算によると、同期は売上高490億1900万円(前年同期比1.2%減)、営業利益33億4300万円(1.5%増)、経常利益36億9800万円(2.8%増)、当期利益28億800万円(6.8%減)の減収減益となった。

 同期の国内向け環境・エネルギー事業は、売上高382億3200万円(2.8%減)、営業利益は41億4200万円(7%増)となった。ごみ焼却炉の新設や基幹改良、運転・維持管理の受注が好調で、建設工事も順調だった。また、バイオマス発電設備の受注などもあり、受注高は852億8000万円(71.8%増)と大幅に増加した。海外向けでも、東南アジアでバイオマス発電ボイラーなどを受注した。このこともあり受注高は21億8600万円(294.6%増)、売上高は8億4800万円(99%増)と顕著な伸びを見せたが、営業損失は1億3900万円(3700万円の営業損失)と膨らんだ。全社で最終減益となったのは、税金費用が増加したためという。通期は売上高1200億円(6.1%増)、営業利益95億円(3.4%増)、経常利益100億円(3.7%増)、当期利益75億円(4.1%減)の増収減益を見通している。