2016/11/11 ニュース
東芝、ラオス向け水力発電設備を受注

 東芝 エネルギーシステムソリューション社は11月10日、ラオス・ナムオウ第4水力発電所向けの水車発電設備を受注したと発表した。同社のグループ会社、東芝水電設備(杭州)有限公司(東芝水電)が中国電建集団海外投資有限公司から受注したもの。受注したのは出力4万4000kWの水車と発電機3セットで、2018年3月から順次客先に納入する。新設備はラオスのナムオウ川流域に建設され、2020年の稼働を予定している。竣工後は、中国電建集団海外投資有限公司と、ラオス電力公社が合同で出資するラオスナムオウ流域水電開発有限会社が新設備を運営する。東芝水電が納入するのは5枚羽根バルブ式の水車で、この方式は東芝水電の初受注となる。また同社グループとして、同国に水力発電機器を納入するのは今回が4件目という。