JFEホールディングスが10月28日に発表した平成29年3月期第2四半期連結決算によると、同期の売上高は1兆4995億8800万円(前年同期比12.5%減)、営業利益40億5000万円(91.8%減)、経常損失101億2500万円(前年同期は483億8900万円の経常利益)、当期損失84億1700万円(299億2800万円の当期利益)の最終赤字となった。同期は、主力の鉄鋼事業が中国の鋼材ダンピング輸出の影響などで不調だったが、再生可能エネルギー(再エネ)発電設備などのエンジニアリング事業は売上高1753億円(218億円増)、経常利益76億円(76億円増)と増収増益を確保した。環境・エネルギーやインフラの各分野で受注済み案件を着実に実行した結果だという。通期も再エネ案件や廃棄物処理設備などで受注拡大を目指す。受注済み案件は過去最高の水準で、経常利益も270億円と過去最高を見込む。ただし、全社では売上高3兆2900億円(4.1%減)、営業利益500億円(44.8%減)、経常利益300億円(53.3%減)、当期利益150億円(55.4%減)と減収減益の見通し。
2016/10/31 ニュース
JFEHD、全社は最終赤字もエンジ事業は増収確保
2016/10/31
2016/10/28
2016/10/28
2016/10/28
2016/10/26