2016/10/28 ニュース
住友金属鉱山、電池用のニッケル酸リチウムを月産3550t体制に

 住友金属鉱山は10月26日、約180億円を投じて二次電池用正極材料に使用されるニッケル酸リチウムの生産設備を増強すると発表した。磯浦工場(愛媛県新居浜市)、播磨事業所(兵庫県加古郡播磨町)の両設備を、現行の月産1850t体制から3550t体制に増強する。設備増強は2018年1月に終了する見通しという。今回の設備増強は、二次電池用正極材料で協力関係にあるパナソニックが、リチウムイオン二次電池の生産を拡大するため。