三井造船は10月25日、デンマークの完全子会社バーマイスター&ウェイン・スカンディナビアン・コントラクターA/S (BWSC)が英国のバイオマス発電事業に出資参画すると発表した。デンマークの年金基金管理大手、コペンハーゲン・インフラストラクチュア・パートナーズ(CIP)と共同で推進する。プロジェクトの総額は1億6000万ポンド(邦貨換算約220億円)で、このうちBWSCが約20%を出資し、残りはCIPの出資と親会社のローンで賄う。同プロジェクトは、木質チップ焚のバイオマス発電熱電供給出力プラント(出力27.8MW)をケント州内の工業団地ディスカバリー・パーク内に建設し、熱と電気の一部をディスカバリー・パーク内の企業に供給するもの。プラントはBWSCが設計施工し、2018年夏までに稼働する予定という。プラントの稼働で、CO2排出量を年間約10万t削減できる効果も期待されている。この案件はBWSCにとって6件目のバイオマス発電事業で、CIPとの協業は3件目となる。またBWSCは今回、20年間のプラント運転・保守業務も合わせて受注した。
2016/10/26 ニュース
三井造船、子会社が英国のバイオマス発電事業に投資
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