関西電力は10月20日、タイのロジャナ工業団地に出力10.5万kWのガス焚コンバインドサイクル発電設備を増設すると発表した。同社が平成15年3月から経営に参画しているタイのロジャナ・パワーが実施する案件で、今回増設する第3発電所は昨年10月に着工している。稼働は平成29年6月頃の見込みで、増設工事では既設の第1発電所(出力31.6万kW)の蒸気タービンと熱回収ボイラーの一部を第3発電所に移設する。これで第1発電所の出力は26.4万kWに低下するが、竣工後は第1、第2発電所(10.5万kW)と第3発電所を合わせて、47.4万kWの電力供給が可能になる。このうち27万kWは、タイ電力公社を通じてタイ国内向けに、残りはロジャナ工業団地内の企業向けに供給する予定だという。
2016/10/24 ニュース
関電、タイ工業団地内の発電所に発電設備を増設
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