2016/09/26 ニュース
系統連系済みの発電設備をオークションで売買 シンワアート

 シンワアートオークションは9月20日、連結子会社のエーペック(東京都中央区)が今月から中古太陽光発電設備の売買を扱うと発表した。新事業は、系統連系済みの中古発電設備を、同社が最も得意とするオークション形式で販売するもの。まず、全国から募った売却希望の設備で、過去の売電収入の状況や設備の現況をエーペックが検査する。また、過去の売電収入実績と太陽光パネルメーカーが算出した予想発電量から、FIT制度を利用した残存期間の利回りを予想する。そこで売電事業の利回りを評価する購入希望者を募り、インターネット上で入札を実施。落札者にその設備を販売する。購入希望者には現地の下見期間を設けるほか、販売する設備は自社で販売したもの以外のものも扱うという。