日立造船は9月5日、開発中の業務・産業用固体酸化物形燃料電池発電装置(SOFC)の実証機で最高発電効率53%を達成したと発表した。このデータは、築港工場(大阪市)に設置した20kW級の実証機で確認されたもの。同社は、これを弾みに2017年度の市場投入を目指し、開発を続行する。SOFCは燃料を直接電気に変換し、小出力でも発電効率が高く、省エネ効果が高い。また発電時に大きな騒音・振動が発生せず、発電過程でCO2が発生しないなどの利点がある。同社は、食品スーパー、集合住宅などを対象に商業化を進め、発売の際は広範囲に売り込んでいく方針。
2016/09/07 ニュース
SOFC実証機で発電効率50%以上を達成 日立造船
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