パナソニック エコソリューションズ社は7月5日、山居倉庫(山形県酒田市)に132台のLED照明器具を納入したと発表した。内訳はLEDラインライト96台、LEDブラケット11台、LEDスポットライト25台。納入した照明器具は8月にライトアップを開始する。山居倉庫は、明治26年に建造された12棟の米保管庫だが、夜間は2棟のみHID光源でライトアップされていた。
同社は今回、12棟全てにLED照明器具を納入し、ラインライトとスポットライトを切妻と屋根の端部に目立たないよう設置した。従来の光源では、1棟あたり574Wを消費していたが、LED化で220Wと約60%の省エネも実現した。同社は調光や点灯の制御で、さらなる省エネも可能だとしている。今回の納入は、酒田市が推進する「酒田テラス推進事業」の一環として同市主導で行われた。