2016/07/06 ニュース
日本工営、インドネシアで7.2MWの水力発電設備を着工
 日本工営は7月1日、インドネシアの現地法人、チカエンガンティルタエネルギーが6月29日に出力7.2MWの水力発電設備を着工したと発表した。これに先立ち、チカエンガンティルタエネルギーは5月23日に同国の国有電力会社PT.PLNと売電契約を締結している。新設備は3.59MWの横軸フランシス型水車を2基建設し、年間売電量は46.7GWh(設備利用率74%)という。西ジャワ州チカエンガン川に建設され、同事業は同社グループの初の海外水力事業案件と位置付けられる。
 
。この事業では、同社グループが設備の施工監理を行って事業費を節減する。水車や発電機など設備の一部は、リースファイナンスを利用し事業上のリスク分散を図る。