中部電力は6月16日、3月28日に4号機風車のブレード先端が破損した御前崎風力発電所(静岡県御前崎市)の運転を再開したと発表した。事故機の4号機だけは修理方法を検討中で、修理完了後に運転を再開する。同社が事故原因を調べた結果、28日未明に発生した落雷が原因でブレード先端の一部が損傷したという。4号機は、破損後も自動で運転を継続したため、損傷が拡大しブレードの破片が風車の周辺に飛散した。このため、同社は落雷を検知すると自動的に運転を停止する装置を全11基の風車に設置する。同発電所は、1~3号機が平成22年2月、4~11号機が23年1月に運転を開始しており、総出力は2万2000kW(日立製作所製2000kW型機×11基)となっている。
2016/06/17 ニュース
中部電力、御前崎風力発電所を順次運転再開
2016/06/17
2016/06/17
2016/06/15
2016/06/15
2016/06/13